海外旅行に持って行くお金の種類の良いところと悪いところ

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海外旅行に持っていくお金の種類の基礎知識

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海外旅行に持って行くお金は現金以外にも、トラベラーズチェック、クレジットカード、国際キャッシュカード、国際プリペイドカードという形態で持って行くことができます。

海外旅行で使うお金を持って行くおすすめの方法は、現金だけを持って行くのではなく、現金とクレジットカードの両方を持って行く方法です。

ここでは、現金、トラベラーズチェック、クレジットカード、国際キャッシュカード、国際プリペイドカードの良いところと悪いところを紹介しています。

目次

海外で使えるお金は現金以外にもあるの?

海外旅行には現金の他にカード類も便利

お金といえば真っ先に現金を思い浮かべると思いますが、現金以外でもお金の役目を果たすものがありますので、海外へお金を持って行く方法は様々考えられます。

知らない土地に行くからには、少しでも安全な方法でお金を持って行きたいですね。特に盗難が多い国に行く場合は、真剣にお金を持って行く方法を考えた方がいいと思います。

海外へお金を持っていく種類は少なくとも次の5つが考えられます。

  1. 現金
  2. トラベラーズチェック
  3. クレジットカード
  4. 国際キャッシュカード
  5. 国際プリペイドカード

このように、現金以外ではカード類がとても役に立ちます。それぞれいいところ、悪いところがありますので、いろいろ考えて自分の旅行スタイルに適した方法でお金を持って行ってください。

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現金

現金は、いざという時に一番役に立つお金です。

タクシーやバス、電車などの乗り物で移動する時は現金が必要になりますし、安いホテルに宿泊する時などでは現金でなければ支払いを受けつけてくれないこともあります。

なお、日本からたくさんの現金を持って行くことは、盗難や紛失のリスクを考えるとあまりおすすめできません。なぜなら、日本で現金を紛失した場合は見つかる可能性はありますが、海外で現金を失くしてしまうと自分の手元に戻ってくる確率はほとんどないからです。失くしてしまったら2度と見つからないと考えてください。

海外へ賢く現金を持って行く方法は、次のように現金だけに頼らずに、

  • 小額の現金とクレジットカード
  • 小額の現金と国際キャッシュカードやプリペイドカード

というように、お金となるものをいくつか組み合わせて持って行けばリスク管理は完璧です。

トラベラーズチェック

トラベラーズチェックとは、買った本人しか使うことができない旅行用小切手のことです。

両替する時は、トラベラーズチェックにサインをすれば使うことができますので現金の代わりになります。

チェックマーク良いところ
トラベラーズチェックを発行する時に手数料を取られますが、両替時のレートは現金よりも良くなります。また、トラベラーズチェックを盗難や紛失した時は、再発行が可能なので現金より安全です。
チェックマーク悪いところ
トラベラーズチェックは、基本的に銀行や両替所で両替をすることになりますが、その他では、大きなホテルでも両替を受け付けてくれるところもあります。ホテルで両替する場合は、両替レートは悪くなってしまいます。また、売店やタクシーなどではトラベラーズチェックは両替できません。

注意:手元にあるトラベラーズチェックはまだ使うことができますが、日本でのトラベラーズチェックの販売は終了していますので、現在は新規で購入できません。

クレジットカード

クレジットカードを持ち歩いていれば、高額な現金を持ち歩かなくてもいいので海外旅行にとても適している思います。

クレジットカードは、ホテルの宿泊代、レストランの食事代、ショッピングなど、ありとあらゆる場所で使うことができます。

さらに、海外旅行傷害保険が自動的についているクレジットカードもありますので、荷物を盗まれたときなどの大きなトラブルに巻き込まれても、クレジットカードを持っていれば補償の対象となります。

また、クレジットカードの裏面にPLUSやCirrusのロゴマークが描いてあれば、海外のATMからキャッシング(お金が借りられる)ができますのでいざという時に非常に便利です。

チェックマーク良いところ
現金のように大金を持ち歩かなくてもいいので安全です。また、利用時はサインや暗証番号を入力すれば使えるのでお手軽です。
チェックマーク悪いところ
小さなお店や安宿では利用できないことがあり、手数料が上乗せされることもあります。

国際キャッシュカード

国際キャッシュカードとは、日本の自分の銀行口座に入っている貯金を日本で使っているキャッシュカードを使って、海外のATMから現地通貨の現金として引き出すことができるカードです。

初めは、海外のATMは画面が英語で書かれていますので操作に戸惑うかもしれませんが、慣れてしまえば簡単に現金の引き出しができるようになります。

場所にもよりますが24時間使えるATMもありますので、国際キャッシュカードを海外旅行へ持って行くことに損はないと思います。

チェックマーク良いところ
現金を持ち歩くよりも安全です。
チェックマーク悪いところ
海外のATMから現金を引き出す時に手数料を取られてしまうことと、現地通貨への両替レートは少し悪くなってしまうことです。また、近くに稼働中のATMがなければ引き出すことができません。

国際プリペイドカード

プリペイドカードとは、国際キャッシュカードのように旅行先のATMから現地通貨が引き出せるカードのことです。

使い方は、日本であらかじめカードにお金をチャージしておいて、海外のATMから現金をチャージした範囲内で現金を引き出して使います。

プリペイドカードは、国際キャッシュカードと同じように海外のATMから現金の引き出しができますが、このカードは銀行のカードではありませんので間違えないようにしてください。

なお、プリペイドカードの種類は、

  1. 海外でしか使えないカード
  2. 海外と日本の両方で使えるカード

の2種類があります。

チェックマーク良いところ
現金を両替所で両替したり、国際キャッシュカードで引き出しよりするよりも、プリペイドカードを使った方が引き出す時のレートは若干ですがいいことが多いです。
チェックマーク悪いところ
ATMからでないと現金の入手ができないことです。また、ATMが故障していたり田舎の旅行時では引き出せない可能性があります。

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