トップページ > 海外旅行の準備を始めよう > パスポート(旅券)の申請方法
パスポート(旅券)は海外旅行に行く時の身分証明書となるものです。
海外旅行に行かれる方は、市町村役場の旅券窓口やパスポートセンターで申請して受け取ってください。
申請手数料は、10年タイプと5年タイプがあり、10年タイプは16000円、5年タイプの12歳以上は11000円と12歳未満は6000円です。
海外旅行で使うパスポートの申請方法の知識を身につけましょう。
目次
初めて海外旅行の準備を始めるという人は、あれもこれもやることがたくさんあるので何から手をつけたらいいのか混乱しがちになりますが、準備する内容に優先順位をつけて慌てずに1つ1つ片づけていきましょう。
海外旅行に行こうと思い立ったら、まず初めにやらなければいけない作業があります。みなさんは何の作業をしなければいけないと思いますか?
航空券やホテルを予約すること、パッケージツアーを予約することではありませんよ。初めに行う作業は、パスポート(旅券)を申請することです。
※すでにパスポートの申請が終わって手元に持っている人は海外旅行の計画の立て方へ進んで旅行の計画を立てましょう。パスポートを数年前に申請した人は有効期限がありますので確認してください。
では、パスポートは何に使うものかと言うと、空港での出国審査や入国審査の時に使う身分証明書となるものです。海外旅行に行く為には絶対に必要になる物なので、申請していない人は必ずパスポートを申請して発給し受け取ってください。
パスポートは、申請して発給され受け取った後に家のたんすなどに保管したままにしておけば海外旅行に行けるのかと言うとそうではなく、例えば、日本から出国する時は出国審査をする場所で本人がパスポートを持っていなければ出国できません。
ですので、海外旅行の出発当日にパスポートを家に保管したまま空港へ忘れてきた方は、海外へ向けて出国できなくなるので気をつけてください。
また、パスポートは現地を旅行中にも身分証明書の役割も果たしますので、入手したら盗まれないように大切に扱ってください。現地でパスポートを紛失するとパスポートを持っていない状態では日本へ帰国できないので、現地でパスポートを申請し直すか渡航書を申請するかの手間が増えてしまいます。
パスポートをすでに持っているという方は、海外旅行の出発前にパスポートの有効期限を必ず確認してください。
もし、有効期限が6カ月を切っていたらビザ(入国や滞在を許可するもので観光ビザの場合は必要な国と必要ない国があります)が取得できなかったり、現地空港の入国審査で入国ができなくなる恐れがでてきます。有効期限が残り少ないパスポートでは入国できないかどうかは国により異なるので、旅行の計画を始める時に必ず確認してください。
パスポートは原則、住民登録してある都道府県で申請しなければいけませんが、地方から出てきた大学生や出張者のように住民登録してある場所と実際に住んでいる場所が違うことがあります。その様な場合は、居所申請ができるので実際に住んでいる場所で申請をしても構いません。
パスポートの申請場所といえば、昔はパスポートセンターで行っていましたが、現在では申請場所がだいぶ変わっています。
パスポートセンターから旅券事務の権限を移譲した市町村では市町村役場の旅券窓口などへ、それ以外ではパスポートセンターで申請します。
※旅券事務の権限を移譲した市町村に住民票がある又は住んでいる場合はパスポートセンターでの申請はできないので間違えないようにしましょう。
パスポートの申請に必要なものは以下の5点です。
申請する時は、戸籍謄本と住民票の写しが必要になりますのでくれぐれも忘れないようにしましょう。
パスポートを申請した後に発給され受け取り時に申請手数料が必要になります。
有効期限が10年のパスポートの方が手数料はお得ですが、海外にあまり行かれない方は有効期限が5年のパスポートで大丈夫かと思います。
なお、有効期限が5年のパスポートは、12歳以上と12歳未満で手数料が異なりますので間違えないようにしてください。
パスポートが発給されるまでに大体1週間くらいかかります。1週間くらい過ぎましたら申請した同じ窓口へ行って受け取ってください。
パスポートを受取る時は、申請したときに渡された受理票と手数料(16000円、11000円、6000円のどれか)が必要になるので、両方を忘れずに持って行ってください。窓口では、手数料分の収入証紙と収入印紙を購入して受理票に貼りつけて、受理票と引き換えにパスポートを受け取ります。
パスポートに関しての詳しい説明は 外務省のホームページ で確認してください。