海外旅行は1年の中で家族や友人などと楽しい思い出が残る1大イベントの1つですよね。
今度の大型連休はどの国に行って何をしようかとプランを立てる準備段階からわくわくするものです。旅行先では、有名なレストランで美味しい食事をしよう、きれいな海でマリンスポーツを楽しもう、世界遺産に登録されている遺跡観光を楽しもうなど、楽しい思い出が残るように計画を立てると思います。
しかし、海外旅行に行こうと準備を始めて、旅行したい国が危険な国だったらどうしますか?
危険な国なんて自分の身に何が起こるのかわかったもんじゃないので旅行に行きたくないですよね。
もし、トラブルに巻き込まれたりしたら、せっかくの海外旅行は台無しです。
そのようなことにならないように、具体的な旅行の計画を立てる前には、まずは行きたい国が危険な国に指定されているのかどうかを調べるようにしましょう。
海外旅行の準備を進めていって、航空券やホテルを予約した後に旅行先が危険な国だったということに気がついたら、旅行の計画に費やした時間がもったいないです。
最近では、世界情勢は目まぐるしく変化しています。こないだまでは安全だった国でもテロなどが起きて治安が悪化して急に危険な国に指定されている場合がありますので必ず危険情報を確認してください。
危険な国かどうかを確認する方法としては、外務省のホームページを見るのが手っ取り早い方法です。
外務省のホームページを見れば、テロや暴動が起きているのか、治安は安全なのか、ウイルスは流行しているのかなどに関係した現在の国の状態が詳しく書かれていますので、1度は必ず確認するようにしてください。
危険な国かどうかの判断方法は、危険レベルがあるかないかで判断します。危険の国になっていない場合は危険のレベルの表示はありませんが、危険の国になっていたら危険のレベルが表示されています。
そして、危険のレベルには、レベル1からレベル4まであり、レベルが上がるほど危険度は増します。
レベル4は、シリア、イラク、南スーダンなどのような紛争が起きている地域です。外務省のホームページを確認してみて、もし、行きたい国に危険のレベル3や4が表示されていたら旅行は控えるようにしましょう。
但し、その国や地域が渡航禁止になっていなければ行くことはできます。
※外務省のホームページでは、危険な国には行ったらいけないということを言っているのではなく行かないようにと注意を促しているだけです。渡航禁止になっている場合のみ立ち入りはできませんが、憲法上の制約から渡航禁止にすることはできないので、代わりに勧告を出して注意を呼び掛けています。
ですので、勧告に従うか従わないかはあなた次第です。危険な国や地域であっても渡航禁止にすることができないのでその国や地域に立ち入ることは可能です。どうしてもその国が行きたい国である場合は危険を承知で現地に行くようにしてください。
危険な国は何が起こるのか誰もわかりませんので、もし、旅行先で事件に巻き込まれたら現地の日本大使館へ連絡して対応してください。
危険情報はこちらのホームページで確認できます。
・外務省 海外安全ホームページ